改行コードの調べ方
改行コードを置換する前に、使っている改行コードを確認します。
3つの式で改行コードを調べます。
「outputs(‘作成’)」の部分は使っているフローに合わせて下さい。
if(contains(outputs('作成'),decodeUriComponent('%0A')),'改行コードはUnix系のLF(%0A)です。','')
if(contains(outputs('作成'),decodeUriComponent('%0D%0A')),'改行コードはWindows系のCRLF(%0D%0A)です。','')
if(contains(outputs('作成'),decodeUriComponent('%0D')),'改行コードはMac系のCR(%0D)です。','')
この改行コードによってこの後の置換する式も変わってきます。
改行コードを置換
PowerAutomateの改行コードはUnix系のLF(%0A)です。
データ操作の作成で改行するとLFになります。LFで改行コードを指定する場合はこちら
decodeUriComponent('%0A')
参考:式関数のリファレンス ガイド – Azure Logic Apps
Teamsへ送るメッセージを改行する
PowerAutomateで作成・整形した文字やUnix系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0A'),'<br>')
Windows系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0D%0A'),'<br>')
Mac系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0D'),'<br>')
Outlookへ送るメール本文を改行する
PowerAutomateで作成・整形した文字やUnix系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0A'),'<br>')
Windows系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0D'),'<br>')
Mac系から取得したデータ
replace(●●,decodeUriComponent('%0D%0A'),'<br>')
テキストファイルで改行する
Unix系で使う※置換不要
replace(●●,decodeUriComponent('%0A'),decodeUriComponent('%0A'))
Windows系で使う
replace(●●,decodeUriComponent('%0A'),decodeUriComponent('%0D%0A'))
Mac系で使う
replace(●●,decodeUriComponent('%0A'),decodeUriComponent('%0D'))
Excelでセル内で改行する
Excelへ挿入するとCRLF(%0D%0A)とLF(%0A)はセル内で改行される。
CR(%0D)のみセル内で改行されないので注意。
replace(●●,decodeUriComponent('%0D'),decodeUriComponent('%0D%0A'))
replace(●●,decodeUriComponent('%0D'),decodeUriComponent('%0A'))
メタ文字を置換する
シングルクォーテーションを置換する
replace(●●,decodeUriComponent('%27'),'★')
ダブルクォーテーションを置換する
replace(●●,decodeUriComponent('%22'),'★')
カンマを置換する
replace(●●,decodeUriComponent('%2C'),'★')
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