- JSONの解析の使い方がわからない
- JSONのキー名が動的なコンテンツに表示されない
この記事では、そんな方にJSONの解析の使い方を紹介します。
![みずしぶき](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2021/04/6b2eeabee96865bbf70cdc1192482744-150x150.png)
この記事を読むと、JSONを使ったフローがスムーズに作れます。
JSONとは
JSONは変数の仲間で、値を複数持つことができます。
詳しくはこちらを参考にしてください。
JSONの解析は何ができるのか
JSONの解析を行うと、JSONのキー名が動的なコンテンツとして一覧に表示されます。
値を指定するのが楽になります。
アクションで何か入力するときに出てくるココです!
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/34ea2762581661b4133464920fd09129.png)
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次の項目で、表示の違いを見ていきましょう。
【解析前】動的なコンテンツに表示されない
データ操作の「作成」でJSON形式の値を入れます。
{ "色": "赤", "名前": "りんご" }
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/6045f2cfd75fa88a6d5a7ec99b84a050-1024x292.png)
作ったJSONから色を選んで「赤」を取得したいと思います。
動的なコンテンツを見ますが、「色」「名前」がありません。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/81ff0708922869210932e7158d8d8684-1024x648.png)
これが解析されていない状態のJSONです。
【解析後】動的なコンテンツに表示される
JSONの解析を間に入れました。
※使い方はこの後説明します。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/2687207c58c11d836cc162ec5400492a-1024x567.png)
動的なコンテンツに「色」と「名前」が現れました。
これでボタンひとつで名前を選べます。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/894360e4d5147f2816f36505bff589d8-1024x545.png)
実際の入力内容はこんな式が入っています。
body('JSON_の解析')?['色']
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/7fc8ebf4fb2dac50211b1e0643c287c6-1024x187.png)
フローを動かすと「赤」が出力されました。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/f768d8be51bc8f6d105b1a61318c2a60-1024x255.png)
アクションの使い方
解析前のJSONを作るので、データ操作の「作成」で下記を入力します。
※アクションの名前はJSONにします。
{ "色": "赤", "名前": "りんご" }
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/6045f2cfd75fa88a6d5a7ec99b84a050-1024x292.png)
データ操作の「JSONの解析」アクションを追加します。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/d8eb7cd0d30b0f2233205167de711a16-1024x887.png)
(1)コンテンツ:解析前のJSONを指定
解析したいJSONを指定します。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/1cfab00503daefc561dbf89df21621ff-1024x384.png)
(2)スキーマ:何も入力しない
何も入力しません。
次の「サンプルから作成」を行うと自動的にデータが入ります。
(3)サンプルから作成:JSONを貼り付け
サンプルから作成ボタンを押す。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/f8dc38407cca13a8a0d52235830f1f96-1024x574.png)
「サンプルJSONペイロードの挿入」画面が出てきます。
JSONデータそのものを貼り付けて、完了をクリック。
{ "色": "赤", "名前": "りんご" }
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/9b1619ced947cd72caf24561d6a7819c-1024x569.png)
「スキーマ」の所に自動でデータが入ります。
これで設定は終わりです。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/2687207c58c11d836cc162ec5400492a-1024x567.png)
新しくアクションを作ると動的なコンテンツに「色」「名前」が表示されるようになりました。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/894360e4d5147f2816f36505bff589d8-1024x545.png)
アクションの使い方は公式のマニュアルも参考にしてください。
JSONの解析は使わなくてもいい?
使わなくても困りません。
式にキー名を入力しても値は取り出せます。
動的なコンテンツが表示されない場合は手入力で指定もできます。
outputs('JSON')?['色']
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/79c4a178b2d3fb21873b857807ea8e52-1024x543.png)
解析していなくても同じように「赤」が出力されました。
![](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2022/11/f768d8be51bc8f6d105b1a61318c2a60-1024x255.png)
![みずしぶき](https://mizusibuki.com/wp-content/uploads/2021/04/6b2eeabee96865bbf70cdc1192482744-150x150.png)
JSONを作ったのが自分なら、キー名は覚えているはずなので解析しなくても十分使えます。
まとめ
PowerAutomateでJSONの解析の使い方を紹介しました。
式でキー名を指定すればJSONの解析は使わなくてもいいことがわかりました。ですが、式が苦手な人は動きを確認しておきましょう。
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