- 日付から曜日を求めたい
この記事では、そんな方に向けて日付を曜日に変換する方法を紹介します。
この記事を読めば、日付操作に強くなりますよ。
日付から曜日を求めるフロー
「曜日に変換したい日付」にはフロー実行時のタイムスタンプを設定してみます。
フローを動かすと、
曜日を求めることができました。
フローのコードはこちらです。
{"id":"f2326a94-975a-41c9-9d3e-e316fd9ff6d4","brandColor":"#8C3900","connectionReferences":{},"connectorDisplayName":"制御","icon":"data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyB3aWR0aD0iMzIiIGhlaWdodD0iMzIiIHZlcnNpb249IjEuMSIgdmlld0JveD0iMCAwIDMyIDMyIiB4bWxucz0iaHR0cDovL3d3dy53My5vcmcvMjAwMC9zdmciPg0KIDxwYXRoIGQ9Im0wIDBoMzJ2MzJoLTMyeiIgZmlsbD0iIzhDMzkwMCIvPg0KIDxwYXRoIGQ9Im04IDEwaDE2djEyaC0xNnptMTUgMTF2LTEwaC0xNHYxMHptLTItOHY2aC0xMHYtNnptLTEgNXYtNGgtOHY0eiIgZmlsbD0iI2ZmZiIvPg0KPC9zdmc+DQo=","isTrigger":false,"operationName":"日付を曜日に変換","operationDefinition":{"type":"Scope","actions":{"曜日に変換したい日付":{"type":"Compose","inputs":"@triggerOutputs()['headers']['x-ms-user-timestamp']","runAfter":{}},"曜日":{"type":"Compose","inputs":"@formatDateTime(outputs('曜日に変換したい日付'),'ddd','ja-JP')","runAfter":{"曜日に変換したい日付":["Succeeded"]}}},"runAfter":{}}}
コピペする式
このテンプレートは変換したい曜日の形式によって使い分けてください。
当日日付を使う
formatDateTime(addHours(utcNow(),9),'ddd','ja-JP')
データ操作の作成にあるデータを使う
formatDateTime(outputs('作成'),'ddd','ja-JP')
曜日1文字
formatDateTime('●ここに曜日を求めたい日付を入れる●','ddd','ja-JP')
曜日2文字
concat(formatDateTime('●ここに曜日を求めたい日付を入れる●', 'ddd', 'ja-JP'),'曜')
曜日3文字
concat(formatDateTime('●ここに曜日を求めたい日付を入れる●', 'ddd', 'ja-JP'),'曜日')
カッコ付きの曜日
concat('(',formatDateTime('●ここに曜日を求めたい日付を入れる●', 'ddd', 'ja-JP'),')')
formatDateTimeを使わない方法
(1)日付を0〜6の数字に変換
DayOfWeek関数は日付を指定するとその曜日番号を求めることができます。
- 日=0
- 月=1
- 火=2
- 水=3
- 木=4
- 金=5
- 土=6
日曜日が0で始まるんですね。
例えば2022/10/3の場合は月曜日なので1になります。
DayOfWeek('2022/10/3') ・・1
(2)曜日リストを作る
CreateArrayは配列を作る関数です。これで曜日のリストを作ります。
CreateArray('日','月','火','水','木','金','土')
配列は左から01234…と番号で指定するので、日=0、月=1…となっているのがわかると思います。
DayOfWeek関数と同じ組み合わせです。
(3)0〜6の数字で曜日リストから曜日を求める
この配列から月曜日を取り出したい場合は、後ろにカッコを付けて1を指定します。
CreateArray('日','月','火','水','木','金','土')[1] ・・月
この1はDayOfWeekで求めることができるのでDayOfWeekを当てはめます。
CreateArray('日','月','火','水','木','金','土')[DayOfWeek('2022/10/3')] ・・月
これで日付から曜日を求めることができました。
まとめ
PowerAutomateで日付を曜日に変換する方法を紹介しました。
メール、Excel、Teams、Formsとどんなデータでも日付を扱うとどうしても曜日を求める必要が出てきます。fromatDateTimeは日本語にも変換してくれるので便利です。
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