【PowerAutomate】変数の使い方。使える型の種類。

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作業を自動化する
  • 変数って何?
  • データ操作の作成って何に使うの?

この記事では、そんな方に変数の使い方を紹介します。

みずしぶき
みずしぶき

この記事を読むと変数を使ったフローを作れるようになります。

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変数とは

好きなデータを出し入れできる箱です。

例えば合計という変数を作ります。

この状態だと値は0です。

3つの数字を追加してみます。

  • 100
  • 90
  • 100

値が290になりました。

このように変数は、後から追加したり書き換えたりすることができます。

変数は6種類の型がある

変数は入れるデータによって型を選ぶ必要があります。
違うとエラーになります。

6種類ある型名です。

  • ブール(true/false)
  • 整数
  • Float(小数)
  • 文字列
  • オブジェクト(JSON)
  • アレイ(配列)

※日付は文字列に含まれます。

(1):ブール(true/false)

ブールはブーリアン(Boolean)と呼ばれ はい/いいえ を格納できます。

  • はい  ・・true(トゥルー)
  • いいえ ・・false(フォールス)

文字のようにも見えますが、trueとfalseはブール値です。

ブール値に数字の1を入れようとすると「有効なブール値を入力してください。」と表示されます。

bool関数でもtrueとfalseを指定できます。

bool(1)    ・・true
bool(-1)    ・・true
bool('true') ・・true
bool(0)    ・・false
bool('false') ・・false

(2):整数

小数点のつかないマイナスを含む数字を格納できます。

…-1,0,1,2,3,4,5,6,7,8,9…

(3):Float(小数)

マイナスを含む数字を格納できます。

-0.1,0.1,1

(4):文字列

文字を格納できます。

abc..あいう…123…!”#$%&'()

(5):オブジェクト(JSON)

キーと値のセットにした情報を格納できます。コレクションとも呼ばれます。
複数格納する場合はカンマで区切ります。

{
  "キー名1": "値1",
  "キー名2": "値2",
  "キー名3": "値3"
}

json関数でも同じように指定できます。

json('{"色":"赤","名前":"りんご"}')

(6):アレイ(配列)

好きな型の値を複数格納できます。

[
  値1,
  値2,
  値3
]

アレイは型が混在しても格納できます。
こんな指定も可能です。

[
  true,
  1,
  0.1,
  "あいう",
  {
    "色": "赤"
  }
]

CreateArray関数でも同じように指定できます。

CreateArray(bool(1),1,0.1,'あいう',json('{"色":"赤"}'))
みずしぶき
みずしぶき

アレイ(配列)は万能な型です。

変数の使い方については公式サイトも参考にしてみてください。

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定数と変数の違い

2つの違いは、

  • 定数・・値を変更できない
  • 変数・・値を変更できる

なら変数を使ったほうがいいと思うかもしれません。
その通りですが、変数にもデメリットがあります。

  • 初期化が必要 ※最上位でしか初期化できない
  • 型が違うとエラーになる
  • 変更を繰り返すと途中で値が分からなくなる

定数は変数のデメリットをカバーするメリットがあります。

  • 最上位以外でも使える
  • 型が自動認識される
  • 変更は新しい名前の定数を作ればいい

慣れると定数の方が使いやすいです。

みずしぶき
みずしぶき

どちらでも同じことができます。好きな方を使いましょう。

まとめ

PowerAutomateにおける変数の使い方を紹介しました。
変数は型の決まりがあるので知らないと難しく捉えてしまいそうですが、理解できると使い勝手の良い機能なので活用していきましょう。

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