【PowerAutomate】JSONを配列に変換する方法。キーを1つ指定して取り出す。

スポンサーリンク




作業を自動化する
  • JSON形式から配列に変換したい

この記事では、そんな方にJSONを配列に変換する方法を紹介します。

みずしぶき
みずしぶき

この記事を読むと、配列操作に強くなります。

スポンサーリンク

フローの動き

JSONから1つキーを指定してその値を取り出します。

このJSONから品名だけを取り出したいと思います。

[
  {
    "品名": "メロン",
    "色": "緑"
  },
  {
    "品名": "いちご",
    "色": "赤"
  }
]

フローを動かすと品名のメロンといちごを取り出した配列ができました。

[
  "メロン",
  "いちご"
]

フローの説明

JSONを配列に変換するアクションはありません。
ループ処理でJSONから指定したキーの値を「作成」に入れて配列として取り出します。

ここから説明するアクションはコピペできます。

アクションの追加にある「自分のクリップボード」を開いてこのコードを貼り付けて使用してください。

{"id":"6503d7ac-22ee-4d86-aac6-27ae80cfa7d8","brandColor":"#8C3900","connectionReferences":{},"connectorDisplayName":"制御","icon":"data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyB3aWR0aD0iMzIiIGhlaWdodD0iMzIiIHZlcnNpb249IjEuMSIgdmlld0JveD0iMCAwIDMyIDMyIiB4bWxucz0iaHR0cDovL3d3dy53My5vcmcvMjAwMC9zdmciPg0KIDxwYXRoIGQ9Im0wIDBoMzJ2MzJoLTMyeiIgZmlsbD0iIzhDMzkwMCIvPg0KIDxwYXRoIGQ9Im04IDEwaDE2djEyaC0xNnptMTUgMTF2LTEwaC0xNHYxMHptLTItOHY2aC0xMHYtNnptLTEgNXYtNGgtOHY0eiIgZmlsbD0iI2ZmZiIvPg0KPC9zdmc+DQo=","isTrigger":false,"operationName":"スコープ","operationDefinition":{"type":"Scope","actions":{"JSON":{"type":"Compose","inputs":[{"品名":"メロン","色":"緑"},{"品名":"いちご","色":"赤"}],"runAfter":{}},"取り出すキー":{"type":"Compose","inputs":"品名","runAfter":{"JSON":["Succeeded"]}},"Apply_to_each":{"type":"Foreach","foreach":"@outputs('JSON')","actions":{"配列":{"type":"Compose","inputs":"@items('Apply_to_each')?[outputs('取り出すキー')]","runAfter":{}}},"runAfter":{"取り出すキー":["Succeeded"]}},"結果":{"type":"Compose","inputs":"@outputs('配列')","runAfter":{"Apply_to_each":["Succeeded"]}}},"runAfter":{}}}

データ操作の「作成」アクションを追加。※名前を「JSON」に変更

[
  {
    "品名": "メロン",
    "色": "緑"
  },
  {
    "品名": "いちご",
    "色": "赤"
  }
]

>>JSONの詳しい使い方

データ操作の「作成」アクションを追加。※名前を「取り出すキー」に変更

品名

コントロールの「Apply to each」アクションを追加。

outputs('JSON')

>>Apply to eachの詳しい使い方

データ操作の「作成」アクションを追加。※名前を「配列」に変更

items('Apply_to_each')?[outputs('取り出すキー')]

フローを動かしたときのループ1回目の値は「メロン」です。

データ操作の「作成」アクションを追加。※名前を「取り出すキー」に変更

outputs('配列')

フローを動かすと指定したキーの値が配列として取り出せました。

ループ処理で「作成」を使った動きはこちらの記事を参考にしてください。

スポンサーリンク

まとめ

PowerAutomateのJSONを配列に変換する方法を紹介しました。
JSONから配列に変換するアクションは無いのでループ処理を使い1つずつ取り出しました。データ操作「作成」の動きを理解しておくと簡単に作れるフローになります。

PowerAutomateのおすすめ記事
人気ページ
Apply to eachの使い方
アレイのフィルター処理の使い方
日付関数の使い方
エラーを無視する方法
メールの内容をExcelへ転記
メール本文から名前を抽出

>>PowerAutomateの記事一覧を見る<<

お気に入り必須!公式ページ
Microsoft Power Automate
式関数のリファレンス
コネクタのリファレンス
Excel Online (Business)のリファレンス

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

「この記事が参考になった」「お礼でコーヒー代をプレゼントしよう」という方がいましたらチップ(15円〜)をお願いいたします。

Amazonギフト券- Eメールタイプ - Amazonベーシック

メールのあて先は 「mizusibuki8080@gmail.com」です。
※上記のアドレスは投げ銭受け取り専用です。他のメールは受け取れない設定にしてあるのでご注意ください。

作業を自動化する
ネットワークエンジニアになった人
タイトルとURLをコピーしました